タイ>ワン トルットチン 中国正月

春節(旧正月)は、中国では一年中で最も重要な伝統行事である。春節とは、中国や台湾、韓国、タイなどアジア各地や華僑の人々の間で盛大に祝われる正月のこと。正月といっても、日本の西暦による正月ではなく、旧暦で日にちが決まる旧正月のため毎年始まる日付は異なりますが、おおむね西暦の1月終わりから2月の中旬頃に祝われます。中国や台湾では、年間で最も重要な行事とされています。


春節の行事、習慣
中国では春節(旧暦1月1日元旦)には一家が団欒するものとされているので、春節が近づくと民族大移動ともいうべき人々の帰郷ラッシュが起こり、交通が大混乱します。それが落ち着くと大晦日で、この日は普通「過年」といわれ、一家で鳥や魚などで豪華な料理を作り、日本の紅白歌合戦のような「春節晩会」を見て年を超すのが一般的。元旦を過ぎると、北京などでは「廟会(中国語でミャオフイ)」と呼ばれる野外市場が公園などで開かれ、露店や京劇の出し物などで盛り上がります。また北部地方では、新年に家族で餃子を作り、餃子の中に特別にコインなどを入れ、食べた餃子の中に入っていたものでその年の運勢を占ったりする習慣もあります。ちなみにコインが当たると金運が上がるとか。中国の旧正月といえば爆竹が有名ですが、現在大都市では禁止令が出ています(地方ではまだ行われています)。旧暦1月1日から始まる旧正月の締めくくりは旧暦1月15日の元宵節。この日には町中に灯篭が掲げられ、都市では灯篭祭りが行われて中国の旧正月が終わります。

今年は2月1日〜3日まで中国正月が架橋の街ヤワラー大通りで行われました。1997年7月に起きたタイバーツ暴落以後不景気の影響で数年間中止していた歩行者天国が復活して大いに賑わいました。

ヤワラー界隈のあっちこっちで爆竹の音が聞こえ、夜になると何連発もの花火が延々と打ち上げられ、お祭りは深夜にまで続きました。

ジュライ界隈の架橋経営の商店、食堂など、どこも店を閉め、入り口に漢字で書かれた経典みたいなものが貼り付けられていました。迎春の垂れ幕もあちらこちらにありました。