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第三章


そんな時、ついつい嘆いてしまうんだ、「日本のオネーチャンはこないのか?」とね。

時に綺麗なねーちゃんたちが、紛れ込んで来る。そんな時の盛り上がりは何時もとは確実に違うんだよね。

心もなぜか弾むんだよ。嘆きのベランダでの唯一の楽しみは、夕暮れから飲み始めるリオビール。そんな時のビールの味は何時もベランダとは、格段に違うんだよね。

喉越しよくどんどん飲めるし、悪酔いもしない。

そんな、かんやで、カオサンの外れの、ある安宿の嘆きのベランダでの一日が、今日も過ぎていった。

そんな名も無い安宿の住人にあなたも一度は、なってみては、いかが?
写真掲載本人許可済 カオサン界隈 どぶ川沿いのあるゲストハウスにて